投句された中より、きらりと光る佳句を紹介して参ります。
朝日の中でひらく教科書 みよめ
お題の上の句と並べます。
月あかりが苦手になって
朝日の中でひらく教科書
最初に関係ない話ですが「佳句」は「かく」と読みます。意外に読めませんよね。私も初見では「けいく」と読んでしまうはずです。「けいく」だと「警句」となってしまい、その意味は、アフォリズム。まあ、ある意味、詩には近いわけですが。。。
この読み間違いをしないために、いつも思い出す言葉があります。
それは「佳作」
これだとみなさん、「かさく」って読めますよね。「けいさく」と読む人はいない。
佳作の「か」に「句」だから、「かく」です。
言葉というのは、よく使われる言葉、まあまあ使われる言葉、たまに使われる言葉、ほとんど使われない言葉、全く使われない言葉、言葉によって使われる頻度が違います。「かく」という言葉は、ほとんど使われない言葉ですが、「佳作」のおかげで覚えています。
「佳作のおかげ」
って、面白い言葉ですね。詩が生まれそう。
こうやって、詩はどこにでもあるんですね。
特に「ほとんど使われない言葉」や「全く使われない言葉」が、手垢がついていないおかげで、我々は大人になっても、新鮮に感じることができます。小学生が新しい漢字を覚えるのと一緒です。
私は、いつか、そういう、普段、陽が当たらない言葉に、光を当てたいと思っています。だって、詩を連れてきてくれる言葉だから。鴨がネギを背負ってくるように。
(執筆中。続きは明日書きます)


