「俳」を世界に

「詩」(ポエジー)とは何でしょうか。

一般的に「詩」と聞けば、短い言葉を何行かに綴る文芸作品を想像します。
「短歌」や「俳句」も詩のひとつです。
しかし、あくまでそれらは「詩」を言葉で表現したものであり
「詩」は絵、音楽、写真、彫刻、映像、演劇、建築、その他、表現する手段は様々です。

それら芸術の核とも言える、「詩」とは何でしょうか。

今治で幼少期を過ごした世界的建築家、丹下健三は自身が多大な影響を受けた20世紀を代表するル・コルビュジエの建築作品に対して
「明らかに人の心を揺するような何かがある」と語っています。
この「人の心を揺する何か(Something else)」こそ「詩」なのです。

そして、その「詩」はけして特別なものではなく、日常に溢れています。
この見過ごしがちな日常の中にある詩について、先人は見つける術を遺してくれています。

それが「俳(HAI)」です。

俳句の「俳」であり、もともとは俳諧の「俳」です。
辞書で引くと、そこにはおどけ、滑稽とあります。
同時に俳優の「俳」でもあり、そこには「面白おかしい技をして神を招く」という荘厳な意味もあります。それは、この日本において先人が育んだユニークな感性に違いありません。

この「俳」こそ「人の心をくすぐる何か(Something bright)」であり、
揺すられるほど大きなものではないけれども、たしかにそれは「詩」なのです。
人の心を揺するのに、一番簡単な術が、人の心をくすぐること。
明るい何かを見つけることです。それは人間にしかできません。

この「俳」を世界に伝えるため、
「俳(HAI)」を世界語にするために、
新たな表現手段として、このサイトを設けました。
それが、

結ぶ言葉、ライトハイクです。