Pick up 佳句

Pick up 佳句

投句された中より、きらりと光る佳句を紹介して参ります。

つづきはWEBで!   みよめ

お題の上の句と並べます。

 

これはクセになる!

つづきはWEBで!

 

こちらの Pick up 佳句で選ばれた句は、最優秀句(ハイライト賞)に選ばれないというジンクスがあります。優秀句にさえ選ばれない場合も多いです。

でも、それが正しいと思っています。

なぜなら、詩に正解はないから。

正解がないということは、間違いもありません。もっと言えば、優劣さえも詩にはないんではないかと思ったりもします。あるのは単純に「好み」だけ。もちろん、その好みも千差万別、十人十色です。選者が変われば、選ばれる作品も変わる。

詩を集めて、そこに順位をつけることができるのは、好みの多数決しかないと考えています。

大体の大会は、選者として著名な歌人や俳人がいて、大雑把に言えば、その人の「好み」で選ばれます。その選者に判断してもらいたいと応募する人であれば納得の結果になりますが、皆が皆、そうではありません。

コンペですから、必ず、1位が選出されます。

でもそれが俳句や短歌などの「詩」のコンペだった場合、選ばれなかった詩は、その選者の好みではなかっただけ。ただそれだけです。全否定されたわけじゃない。

「良い詩」って何でしょう。

これにもいろいろな人が、いろいろな考え方を持つと思いますが、色々あるからこそ、ライトハイク協会としては、その詩を好きな人がよりたくさんいる詩が、やっぱり「良い詩」なんだと考えます。今は物理的な問題もあって多数決で作品を選ぶことはできていませんが、もし、全国大会を実施することができるならば、不特定多数の多数決で選びたいと考えています。

それは、ライトハイクが、「詩の入り口」でありたいと願っているからです。

詩人が詩を書くのではなく、詩を書く人は、みんな詩人だと思っているからです。

というわけで、今回のPick upも、単に個人の好みです。これが素晴らしい!と個人では思っていますが、皆が皆、そう感じるわけではないことも承知しています。でも、自分が好きだと思ったものは、大きな声で、周りの人に、「ほら!いいでしょ!」って言いたくなりますよね。このPick up佳句は、よく通販である【※個人の感想です】です。

これはクセになる!

※個人の感想です。

これもライトハイクになってしまうわけですが、今回選んだ「つづきはWEBで!」も同じ毛色の句ですね。

お題の「これはクセになる!」自体、とても詩句にはなれないような、カジュアルな言葉です。であれば開き直って、もっと詩句になれないようなフレーズを結んだら、奇跡が起きるかもしれない。その小さな奇跡を感じてしまいました。

これはクセになる!

つづきはWEBで!

えー。何のことー。気になる!!! 好きです。この句。


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