2024年7月4日、港区立御成門中学校で「ライトハイク教室」を中学1年生(小中一貫校のため7年生)3クラスに実施いたしました。(日本財団助成事業)
「詩の先生(ポエトリー・ティーチャー)」は、落語家の入船亭遊京さんが担いました。
今回は3クラスそれぞれに「空を見ると天の川」という共通のお題(上の句)を出して、これに結ぶ上の句と同じ文字数【8文字】を生徒さんに出してもらいました。
出された句の中より、協会代表と遊京さんが「佳句」と選んだ2名に前に出てきてもらい、どちらが好きか生徒さんの挙手により、最終的に1句を選出しました。
これが、次のお題(上の句)となります。
これを3回繰り返すと、そのクラスみんなで作る四行詩が誕生します。
この方法を「三つ編み(みつあみ)」と名付けました。
世界初の三つ編みで作った四行詩が以下です。
空を見ると天の川
駅に行くと人の川
海の中には魚の川
君の中には僕の愛
同じ題「空を見ると天の川」から始めた詩ですが、3クラスとも全く違った世界の詩が生まれました。
最後にそのクラスの四行詩を元にした即興噺を遊京さんに口演いただきました。落語を観るのも初めての子も多く、大変、盛り上がりました。言葉で世界を作るのは、落語もライトハイクも同じです。
機会をいただいた御成門中学校さん、校長先生、ご担当の先生方、そして何より生徒の皆さん、ありがとうございました!